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第127回 コンセール・ア・ラ・メゾンの見どころ

 

男のシャンソン第7弾は、ベコー・フェラ・ギシャール・トレネの4人と類十兵衛をお楽しみいただきます。

ピアニストでもありエンターテイナーなベコー、社会へ向けてメッセージを歌い続けたフェラ、

温かく親しみやすいキャラクターのギシャール、歌う狂人とも言葉の魔術師とも言われたトレネ

それぞれの個性に注目してみます! もちろん類十兵衛も!

 

 

 

第126回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

男によって作曲され歌われた「男の世界」第6弾は4人のシャンソン歌手の世界

そして類十兵衛のオリジナルシャンソンをお楽しみいただきました!

久々の終演後の打ち上げ、お客様全員残って下さり、大変に盛り上がりました!

 

 

 

第125回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

男によって作曲され歌われた「男の世界」第5弾でした! 

政治家でもあるデュテイユの世界、フランス愛に溢れていて、そしてメランコリー!

お楽しみいただけたでしょうか?

 

今回は小さい打ち上げ、、と思ったら、楽しくワイワイと久々の打ち上げをしました。

 

 

 

第124回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

男によって作曲され歌われた「男の世界」第4弾でした。 

20曲の長丁場、パワフルに歌い切りましたが、演奏者も聴き手もスタミナが必要でしたね。

 

 

 

第123回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

男によって作曲され歌われた「男の世界」第3弾をお楽しみいただきました。 

今回は、初挑戦の曲もたくさんありました。

コロナ感染者も少し落ち着き、ワクチン接種を終えたころの平和な午後でした。

 

 

 

 

第122回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

男によって作曲され歌われた「男の世界」第2弾をお楽しみいただきました!

メッセージ性の強い作品ばかりで、村田本人の熱量もすごかったです!

東京オリンピック直後、コロナウイルス感染拡大で大変な中、お越しいただいたお客様に感謝致します!

 

 

 

第121回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

フォーレ16歳の作品「蝶と花」から、フォーレ最晩年の「閉ざされた庭」まで、フォーレの人生を味わいながら

お稽古を積ませていただきました。 ルコックのサロン・オペレッタは丸々上演しても15分とコンパクト。

ピエロとコロンビーヌの他愛もないお話でした。

 

 

第120回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

プーランクの歌曲集をお楽しみいただきました。 エリュアールの詩の世界と村人たちの唄の俗っぽい世界。

ヴィルモランの「女」プーランクの様々な詩の解釈を感じていただけたかと思います。

 

 

第119回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

男性歌手により歌われてきたシャンソンを中心に、類十兵衛のオリジナルソングまでお楽しみいただきました。 

男のシャンソン、村田本人が大変気に入ってしまったので、このシリーズしばらく続くかもしれません。

 

第118回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

レナルド・アーンの世界をお楽しみいただきました。

若いころにその殆どを作曲した歌曲の数々。 ピアノ曲集「月明かりの下で」は映像や語りと共に。

そしてオペレッタ「シブレット」、歌い手は二人だけでしたが、お話は理解していただけました。

 

第117回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

ドビュッシーを最初に少し、あとはプーランクのプログラムをお楽しみいただきました!

シャンソン風の反戦歌や、アポリネールのユーモアたっぷりの歌曲、

モノローグ「モンテカルロの女」 そして何といっても「画家の仕事」 

プーランクの多彩さを感じた今回でした。

 

 

第116回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

 

巴里祭に想いを馳せて・・・類十兵衛のシャンソンをお楽しみいただきました!

116回目にして初めて、ワインなし、楽しい打ち上げなしという今回でしたが、

長い自粛期間開けに、コンサートができたことで本人たちはとても満足でした。

平穏な日々が戻ったら・・・盛大に打ち上げをしたいものです。

 

 

第115回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

 

シャンソン黄金期の名曲をお楽しみいただきました! パリ滞在の効果か? 

類十兵衛の熱唱にお客さまも賛同いただけたようで、大満足です!

 

 

第114回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

 

フランス歌曲の近代の流れ、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、プーランク それぞれの個性を

楽しめた今回でした!

 

 

第113回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

 

今回は、メサジェのオペレッタ「パシオネマン」をお楽しみいただきました!

ニューヨークから来たビジネスマンがドーヴィルで繰り広げるコメディ。

音楽もどことなくアメリカ的異国情緒がただよっていました!

 

 

第112回 コンセール・ア・ラ・メゾンの見どころ

 

 

 

今回は、シャンソンの黄金期をテーマに、誰もが耳にしたことのある、しかも懐かしいシャンソンをお楽しみいただきます!

今回は、月曜日・祝日に行います!

 

 

第111回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

 

前回に引き続き、キャバレーをテーマにお楽しみいただきました!

シャ・ノアールの芸術キャバレーから、国内のクラシック作曲家へ刺激を与え、労働力としてやってきた外国人が

もたらした、ジャズとの融和と発展。 古き良き時代のキャバレーの世界をお楽しみいただきました。

実際にキャバレーで上演されたシプリアンは御役御免! 唄い手ふたりバージョンでお楽しみいただきました。

 

第110回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

パリのキャバレーの誕生からその進化の歴史をお楽しみいただきました!

文学キャバレ―からローズルージュまで。 奥が深いですね!

 

第109回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

プーランク最初期の作品から円熟期のものまで、様々な面をお楽しみいただきました!

陽気な唄の内容に会場からくすくす笑いが・・・ 音楽は真面目、内容が不真面目です。

 

第108回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

メサジェのオペレッタ「ムシュー・ボーケール」の再演でした。

「ロマンティック・オペレッタ」と名付けられたこの作品は、フランスのオルレアン公爵の恋物語でした!

そして、イギリスのバースって、ちょっとイタリアみたいなところでしたね??

 

第107回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

シャンソン・ポピュレール第2弾でした! 幅広い時代と層に愛された世俗歌曲をお楽しみいただきました。

後半のありえない弁護士のお話。 たった20分の短いオペレッタでしたが、一応起承転結ありましたよね?

 

第106回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

今回は、シャンソン・シネマと題して、フランス映画の主題歌や挿入歌を取り上げました。

これを機会にと、シネマの世界を調べましたら、知られざるフランス・シネマの世界に魅了されました!

このシリーズを今後も続けながら、フランス映画をみんなで見ようという会を設けるつもりです。

お越しいただきました皆様、ありがとうございました!

 

第105回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

シャンソン・ポピュレール、世俗の音楽を取り上げました! それぞれ時代を反映しつつ、親しみやすいメロディーは

演奏する者も聴く者も何か楽しくさせてくれるものなのでは? と感じました!

ルコックの短い喜劇、初挑戦でしたが、村田も三橋も、楽しんで歌い演じました! お聴きくださいました皆様に感謝!

 

第104回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

ブラッサンス レオ・フェレ ムスタキ バルバラ ピアフ etc 歌手別にお送りしましたが、

バルバラが人気でしたね! 黒い鷲、良い曲です! 次回のシャンソンでは、映画の挿入歌をテーマにしようかと。

 

第103回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

クリスマスのトゥーロン。 エジプトへ出航し、船が揺れ恋が芽生え・・・代議士さんは恋の逃避行!

季節は変わり春へ そしてハッピーエンド。 滅茶苦茶な話ですが、フランス的なハッピーエンドが快感でした!!

 

第102回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

日本語とフランス語のエスプリ。 今回のプログラムは、半分が日本語のシャンソン。

特に遠藤雅夫作品は、村田にしか表現できない世界といっても過言ではないと思います!

何十年と歌い続けてきた集大成のようなものを感じます。

次回は、フランス語の新しいものにも挑戦します!

 

第101回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

プーランク三昧のコンサート、小規模ながらモノオペラは電話機という共演者付き。

あの狭いスペースでの女の演技に、「本当にどうにかなってしまった?」とご心配頂きました。 もちろん大丈夫です(笑)。

歌曲は、プーランクの様々な面をお楽しみいただきました。

「カリグラム」は、本当に物凄い歌曲集ですね。

 

第100回 コンセール・ア・ラ・メゾンの見どころ

 

 

100回目は100回に1度のハプニング! なんと、予約で一杯になってしまいました!

お断りせざるを得なかったお客様、申し訳ありません!

泡酒で始めたコンサート、多くのお馴染みのお客様に見守られ、大変に幸せでした!

さぁ!200回に向かって行くぞ〜!と村田はまだまだやる気です。

 

第99回 コンセール・ア・ラ・メゾンの見どころ

 

 

実に6年ぶりのプーランク特集。 モノオペラ「人の声」から始まり、プーランクの幅の広い面々を

お楽しみいただけたと思います!

久々に弾いていただいた伊坪さん。 今ではテノール歌手の妻です。

歌い手の呼吸を知り尽くした素晴らしいピアノでした!

 

第98回 コンセール・ア・ラ・メゾンの見どころ

 

 

クー・ドゥ・ルリ拡大版、演奏会形式ではありましたが、お話のエキスが何とか皆様に伝わり、感無量でした。

おかしな登場人物が繰り広げる、とんでもない展開と素晴らしいハッピーエンド!

これがフランス・オペレッタの世界です!

 

第98回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

類十兵衛とヨーコのコンビでお送りする「シャンソン・フランセーズ」第12弾、今回は、ジョルジュ・ブラッサンスに初挑戦しました。

類十兵衛の弾き語りもあったりして・・・ 意外とサティ―の皮肉なシャンソンが好評でしたね。

もっとレパートリーを増やしたいと思っています♪

 

第96回 コンセール・ア・ラ・メゾンの見どころ

 

 

2015年に演奏した「未だ見ぬ人よ」の再演です! 同じメンバーで挑みました!

昨年秋に現地調査したご報告から始まり、約90分のオペレッタ、お休みなしでお楽しみいただきました。

次は4月3日のゆめりあホールでの本番です。 こちらも、よろしくお願いいたします。

(コンセール・ロマンティック・エ・コミックー10)

 

第95回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

メサジェ初期のオペレッタ作品、ヨーロッパの歴史パロディでした。

喪服の伯爵夫人が花嫁姿に、女の子が男の子に、狭いサロンで頑張りました!

そしてワインは、ガスコーニュのワイン!! すべてのキーワードはここにあり!

 

第94回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

聞いたことのあるシャンソン・・・ だけど、日本語で歌うのとは随分違います。

パリの空の下 巴里の屋根の下 パリの古い岸辺・・・

先日パリを旅してきた私たちは、当地の空気感を一杯感じながら演奏しました!

 

第93回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

前半は、フォーレの生涯に沿って、処女作「蝶と花」から 遺作「幻想の水平線」まで

お楽しみいただきました。 歌曲を通して、作曲家の人生を垣間見れる・・・そんな歌曲作曲家の側面を

ご紹介できたように思います。

後半は、メサジェの軽やかなオペレッタ。 バカバカしいお話ですが、パリのエスプリに満ちた作品。

今回は、メゾソプラノの竹内知子さんに客演いただきました!

 

第92回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

メジャーなシャンソンシリーズ、第2弾、今回は前回間に合わなかった「群集」も披露しました。

猛暑の中、集まってくださった皆様に心より感謝!

このシリーズは、まだまだ続きます!

 

第91回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

サーシャ・ギトリ原作のオペレッタ、今回は拡大版、演技付きでした。

アラメゾン史上初めてのお芝居付きオペレッタ、初めてのことだらけでしたが、無事終了です。

もう一人のキーパーソン、黙役のラリュメットによる、最後のオチもお楽しみいただけました。

歌い手さんと役者さん、計4人をゲストに、私たちも歌芝居を楽しみました!!

 

第90回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

今回は、演奏会形式。 それでも やっとこの日に間に合ったような・・・

このシュールなバカバカしい歌芝居、とても自然で共感できる一方、とても難しい・・・

次回は、演技付きです。 楽しみに準備を始めます!

 

第89回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

今回は、村田が長いあいだ敬遠していたメジャーなシャンソンに挑戦。

いざ歌ってみると、その楽しさにはまってしまい・・・ また近いうちにリベンジします!

「パダムパダム」が 好評でしたか?・・・

 

第88回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

レナルド・アーンの親しみやすい世界をお楽しみいただきました!

映像お話付きのピアノ曲も、珍しかったですね!

歌曲では、フォーレ・ドビュッシーとは一味違う個性を感じていただきました!

そしてオペレッタは・・・ 「お尻のデュエット」がなぜか好評で・・・

あらめぞんデビューの石川さんと高橋さん、お二人のピアノ連弾も素敵でしたね!

 

第87回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

今回は、盛り沢山なプログラム! 日本語訳のシャンソン オリジナル日本語のシャンソン

パリを舞台にしたシャンソン、締めくくりは「愛を歌う!」 ちょっとしつこかったかな?・・・

ご清聴を有難うございます!

 

第86回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

初挑戦の「ベアルネーズ」 今回は歴史が絡んで、難しいか? と 思いきや、

いつものバカバカしいオペレッタでしたね!

ガスコーニュのワインがこれだけ取り上げられるオペレッタ、他にないかも??

個人的には、皆様に召し上がっていただいたワインが全てガスコーニュだったというのが

ちょっとオシャレじゃないですか? と思っています。(笑)

 

第85回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

20世紀初頭のキャバレーをテーマに、フランスからドイツにわたり、ついにはアメリカ!

ジャズ音楽をいち早く楽しんでいたのは、実はフランスだったり・・・

柴田祥子さんのサックスで、キャバレー感が増しました!!

後半は、今はなきキャバレー「マイヨール劇場」を舞台にしたメサジェの音楽劇。

たくさん笑ってくださったお客様に感謝です!

 

第84回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

今回は、フランス歌曲の流れ。 十字軍の時代の歌曲からお楽しみいただきました。

太鼓や笛が入る吟遊詩人の唄、独特ですが親しみ易く、演奏している当人も大いに楽しみました!

 

第83回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

メサジェのオペレッタ 初の2本立てです。

後半のクー・ドゥ・ルリでは、あらめぞん初の「新潟弁」の女優が登場。

優しくて楽しいお国言葉でした!!

 

第82回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

ベル・エポック フランスの古き良き時代に流行した スローワルツから始まり、

当時の作家と作曲家の交流、絵画やモードまで、お話は広範囲でした!!

豊かな世の中は 豊かな芸術を生み出すのですよね!!

 

第81回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

メサジェのオペレッタ 「可愛い郵便局長」 の再演でした!

時は1900年のフランス、プレシニー村で巻き起こる大騒動。

100年前とフランスの田舎とパリに想いを馳せました。

そして ハッピーエンド!! やっぱり これがオペレッタの醍醐味です。

 

第80回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

古き良き時代「ベルエポック」のサロン音楽をテーマにしました。

マルセル・プルーストが好んだ、サロンのメロディー、

彼と親交の深かったレナルド・アーンとプルースト、それから絵画との結びつき。

優雅な時代の優雅な音楽は、心を豊かにしてくれるような気がしますね。

酷暑の中、お出で下さった皆様に感謝いたします!! 

 

第79回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

イギリス、バースを舞台に繰り広げられる「ムシュー・ボーケール」

謎のフランス人、フランス大使館つき床屋は、実は国王の従兄弟オルレアン公爵!

このオペレッタは、イギリスでロングランになったそうです。

イギリスとフランス万歳! という最後のフレーズに平和への願いを込めて・・・

この日は、「母の日」でした。 カーネーションのかたちをしたケーキの差し入れがありました。

カーネーションの花びらの正体は・・・ 何とチョコレート!! 軽やかな甘さでした!

 

第78回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

個人的なフランス旅行から抱いた想いをシャンソンにのせて♪

旅の写真を皆様にお見せしながら、良いこともありハプニングも満載の旅の思い出から

シャンソンにリンクして・・・ 楽しんでいただけましたでしょうか?・・・

 

第77回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

メサジェとその友人、先輩、後輩・・・ 仲が良かったフォーレ、お互いに認め合ったドビュッシー、

微妙な上下関係のアーン。 それぞれ全然違った個性を持っています。

そしてメサジェのオペレッタ、軽やかで楽しい音楽とお話で締めくくりました!

 

第76回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

11年ぶりのパリ旅行、帰って来て10日しかたっていなかったからか?

本人たちは、勝手に臨場感豊かにパリを表現したつもり・・・

モンマルトルで買った小さい油絵が、とても良いオブジェになっていました。

 

第75回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

アーンの歌曲、弾き歌いが大好きなお坊ちゃんのロマンティックなフレーズは、

難しいことなんか一つもなく、とっても軽やか。 テイストは違うけど、タイプはメサジェっぽいですね。

後半の「シプリアンはお役御免!」 初めてのお芝居ばかりのオペレッタは、

何と全曲演奏! ・・・しても、40分くらいのさっくりとしたものでした。

 

第74回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

新しいスタジオ、お披露目コンサートは、沢山の皆さんにご参加いただき、

大変感謝しております! 酷暑の中お出でいただいた皆様、有難うございました!

明るい大きな窓から差し込む夏の光と、音響の良いスタジオの響きに大いに助けられ、

真面目なフランス歌曲ばかり、何とか歌いきることが出来ました!

 

第73回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

なつかしいパリを舞台にしたシャンソン、このところ何度かこのテーマを取り上げました。

だんだん目標の舞台が、パリのメトロになってきたりして・・・

オペレッタは、大分お馴染みになりましたね! 

 

第72回 コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

今回は、ルバルダン夫婦役として、役者さんたちに出演して頂いた。

2人とも実際の年齢は本当に年若いのですが、片田舎のオジサンオバサン役を熱演!

25歳と30歳に化けた村田夫妻もビックリでした! 役者さんてすごい!

ピアノの傍らで、郵便局のリリを熱演してくれた染矢さんにも感謝!

 

第71回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

フォーレの人生に沿って、歌曲を演奏し、「フォーレっていいなあ・・・」と 感じました!

フォーレの歌曲の中に、彼の人生の彩がそのまま表れて、人間臭い感じさえします。

後半のオペレッタ、メサジェのものでも、後期のものになると少し 「ミュージカル風」 になります。

軽やかな音楽と、軽やかなお話、そしてみんなが何だか幸せなハッピーエンド。 

メサジェのオペレッタは、そこが良いところです。

 

第70回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

今回、新曲を何曲かトライしたが、本人はとても気に入ってしまった!

「ひまわり」 良い曲です! また近いうちに再演を!

 

第69回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

役者さんが入ってバージョンアップのパッシヨネマン、効果音も加わって、楽しくなりました♪

 

68回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

ミヨーの歌曲が、可愛らしかった!

パッシヨネマンは、大分おなじみのお話になって来ました。 (感想;洋子)

 

67回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

懐かしのパリ・・・ あまりにパリが懐かしくて、「パリコーナー」盛りだくさんになりました。

セピア色のシャンソン、切ないけれど、これがシャンソン、という感じがしますね!

 

66回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

クー・ドゥ・ルリ ・・・ 船の上のドタバタ劇・・・ 船長さんと女優さんが加わって、バージョンアップしました。   
船が揺れて恋が始まり、人生が展開して行く・・・ 船長さんもいつか、幸せになってほしいですね。

 

 

65回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


パスィヨネマン・・・ナレーションが入り、ちょっとした変装もあり、

 唖然とした雰囲気ではありましたが・・・ フレンチ・ワインバンザイ!
 私はこのハッピーエンドが大好きです!
(感想:洋子)

 

 

64回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


オペレッタ「パシオネマン」〜情熱〜 フランスに上陸したアメリカの ビジネスマンのお話。
いつもながら、罪の無い馬鹿馬鹿しいお話でした。 アルコールを飲んだ途端
人生バラ色になってしまう・・・ 少々大袈裟でしたが・・・
ワイルのソングとコスマのシャンソンの対比は、いつもハッキリしていますね!
アラメゾン・デビューの染矢さん、大健闘でした! 心から感謝!

 

 

63回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


ひとつの小さなコンサートとして定着してきた  歌とキーボードのシャンソン!
小さなライブとして ピッタリの編成だと思われる。
お客さまも ワイン片手に くつろいで下さった。
シャンソンそのものが 普通の人間の心の営みだ。
「運命」を指揮する天才指揮者が クラシック音痴の恋人のために
突然 ウィンナワルツに曲目を変更することだって  シャンソンの中では許される!
まあ 心の機微を表現するためなら 何でもアリだ!

 

 

62回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


今回は メサジェのオペレッタ「フォルテュ二オ」原題 「ろうそく立て」  裏の意味 「見せかけの恋人」で始まった。
ホームコンサートのための役割分担
○村田 @巴里のドンファン クラヴァロシュ大尉  A録音された老亭主アンドレ 
     B生声の 青年フォルテュニオ (この時だけ帽子をかぶる) C音響のスイッチ係
○三橋 @若妻ジャクリ−ヌ A音響のスイッチ係
以上のドタバタぶりもあいまって 大受けしてしまった!
次は名前が曲名となっている歌。
クロリス、リディア、シルビー、ネル、ドン・キホーテ ETC.
そして最後にクリスマスの歌。ドビュッシーの「家のない子のクリスマス」は 1915年53歳の作品で、歌詞も書いている。
これが歌の遺作となるのだが、子どもを主人公にした 反戦歌として素晴らしい。
さらに映画「宿命」のテーマソング「僕のサンタクロース」 の内容も心にしみる。
玩具と靴をサンタさんにお願いした少年は、「外は寒いから  サンタさん あったかい洋服を着て出かけてね。
風邪をひいたら ちょっとだけ僕のせいになっちゃうから…」 
みなさん 良いクリスマスを!

 

 

61回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


メサジェのオペラコミック「フォルチュニオ」は  これまで取り上げたセリフ付きオペレッタと異なり
  音楽だけが流れてゆく どちらかと言えば「オペラ」 の様式をもっている。
日ごろ軽やかで 少し無責任で  パリの粋に身を任せた感のある音楽を廃除し
 かなり本気な音楽作りをしている。
この日は字幕が無かったので 少しみなさん戸惑ったかも?  これでまた一つメサジェの財産が増えた!!
 みなさん 御声援 感謝

 

 

60回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


酷暑のピークの中行なわれた今回。軽やかなシャンソンの午後は、
冷えた白ワインがピッタリ! 皆さんにはグラスを手にお楽しみ頂きました!
今回はキーボードだけで伴奏をつけました。頑張りました!
(見どころ解説:三橋洋子)

 

 

59回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


前半は、ドビュッシーの歌曲、フォーレの歌曲。
後半は メサジェ「プティト・ミシュー」の再演だった。
ソプラノの谷さんとは、2回目の双子。 
前回より、双子っぽさを満喫できたような・・・
(感想:三橋洋子)

 

 

58回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


時空を旅するテーマの下、ゆったりと和やかな楽しい時間だった。
吟遊詩人、宮廷歌曲、近代歌曲、そしてシャンソンへ・・・
バラエティー豊かだけど、とても静かでシミジミする。
キーボード&ピアノ、頑張りました!
(見どころ解説:三橋洋子)

 

 

57回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


フォーレの遺作、幻想の水平線は、希望と夢にあふれている。
「これから生きていくんだ!」という気迫に満ちた作品である。
メサジェのオペレッタは相変わらず楽しく馬鹿馬鹿しい!
今回は、今までのレパートリーを並べたのだが、私たち夫婦の歴史を
感じてしまうような、名場面、珍場面集だった!
(感想:三橋洋子)

 

 

56回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


今回は、27日のプレコンサート。 字幕も入れてみた。
プーランクの多彩な面々を味わっていただけたと思う。
ヒワイな歌曲集、結構うけていましたね・・・

 

 

55回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


プティトミシュー、赤の他人が双子として育てられたお話だ。
ゲストの谷さんに、ブランシュ・マリーを手伝っていただき、
幸せな17歳の双子を体験できた事は、大収穫だった!
〔感想:三橋洋子)

 

 

54回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


今回のコンサートはかなり画期的だった!
「夜」をテーマにした前半で 初めて音響の演出をしてみた。
ステージ音響デザインのデビューとなる 阿部健吾氏が
感性に富んだ素晴らしい音づくりを生み出してくれた。
柱時計が告げる時 雑踏や小鳥の声 歌が歌われるシチュエーション を示す語り
それらが 合成され 演出される。
9/5のゆめりあホールでも きっと良い効果が期待出来る。
後半は メサジェ オペレッタ 「ヴェロニク」
毎度お騒がせのドタバタロマンチックだ!
 「そんなことあり得ない!」 という オペレッタ独特のストーリーに 
「それだから 人間性が暴露されるのだ」 という感情表現が豊かな音楽になっている。

 

 

53回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 



「夜」をテーマにした 第2回目のプログラムだった
選曲に困るほど「夜」のフランス歌曲が沢山ある。
太陽がない という状況が 人の心に豊かなイメージを生むのだろうか?
以外に面白かったのは アーン「夜に」だった!
この作曲家は 本当に不思議な人だ
何となく「音楽愛好家」の雰囲気を残している。
弾き語りの歌曲やオペラの録音を残しているのは 彼くらいしか存在しない
しかも かなり 下手である! (ま いいか!?)

 

 

52回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


「夜」をテーマにした作品は、思っていたよりも沢山ある。
今回はその第1回目だが、「夜」という神秘的な世界にはまりそうだ。
後半の「ヴェロニク」 メサジェの明るく軽いタッチのオペレッタを
馬鹿馬鹿しくも真剣に上演するのはとても幸せな事だ!
(感想:三橋洋子)

 

 

51回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


フォーレの歌曲の16歳から74歳までの足跡をたどるコンサートだった。
24曲90分の長丁場だったが フォーレの心の内面から沸き上がる
変化と進歩と発展には 目を見張るものがある!!
単純簡潔であった初期から 複雑に微妙に変容をくり返しながら
最後の和音まで流れ続ける中期 耳の障害もあってか 中音域をくり返しながら
言葉を物語らせる後期。 どれをとってもフォーレなのだが… 
まるで異なるスタイルなのだ!
彼一代で 民謡に毛の生えた「ロマンス」から「フランス近代歌曲」まで走り抜けたのだ!

 

 

50回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


記念すべき50回目のホーム・コンサートも 特別力むことも無く
いつものように過ぎて行った。 
フォーレが40代の時 道ならぬ恋に身を焼かれながら作曲した
歌曲集「優しき歌」を聞いて 当時の仲間達が「遂に フォーレは 気が狂った!!」
と言ったとか… そう言われるのも無理も無い 大変に情熱的な曲だ!!
しかし 60代になり心静かに作曲された歌曲集「イヴの歌」は
イヴの大変に清らかな存在を表現し尽している!!
とにかく フォーレの歌曲は 奥が深い!!

 

 

49回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


あらめぞん 49 ボン・ヴォヤージュ!

シテール島への旅立ちをうたったデュパルク「旅への誘い」に始まり、
地図上の旅 異国情緒を楽しみ、最後は「心の旅」ということで、
フォーレ最晩年の「幻想の地平線」・・・・・ 味わい深いものになったのではないか?
そしてしみじみしているヒマもなく、後半の馬鹿馬鹿しいオペレッタのお話へ!
出演者もお客さんも、フルコースを味わっていただけたのではないでしょうか?
(感想:三橋洋子) 

 

 

48回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


静かな聖夜に想いを馳せながら賛美歌から始まる。
いつくしみ深き〜 の歌詞の中の、「などか」は下ろさぬ
日本語の意味が解らなかったところ、当日参加された国語の先生 相馬さんに
ちょっとした講義をしてもらった。
などかは下ろさぬ=どうして下ろさないことがあろうか?
又は何故あなたは下ろさないのですか? ・・・・負える重荷を。 ナルホド!
3年ぶりだった「3つのクリスマスの歌」 ピアノとフルートと歌のタイミングが
とても難しい。 結果出てくる音楽は、クリスマスを盛り上げるものになる。フシギ。
メサジェのオペレッタは、馬鹿馬鹿しくて楽しい。 今年のフィナーレに相応しかった。
(感想:三橋洋子) 

 

 

47回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


あらめぞん 47 「旅」Bon voyage !
世界地図にマークをつけ、次はスペイン、イタリア、アラブ、etc・・・
世界旅行気分と、フランスの作曲家が感じる異国情緒を楽しんでいただけたと思う。
ギター坂場とと村田によるフランス民謡は、美しく心癒された。
コンサート終了後、お客様の拍手に答えての、ギターソロ、大サービスでしたね!
(感想:三橋洋子)

 

 

46回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


あらめぞん 46 は 子どもをテーマにしたプログラムだった
子どもに歌って聞かせる プーランクの「当たりくじ」(短いワラ)は
心温まると共に どこか反戦歌をおもわせる傑作!! 
同じくプーランクの歌曲集「動物小話集」は
奇才アポリネールの簡潔な4行詩をもとにした大変に辛らつなユーモアに溢れたもの!
まさか10代の作品とは思えない!
そして シャンソンは 歌っていても心がしびれてしまう
「オヤジの嘘」さらに 子どもが主人公の プレヴェール詩 コスマ曲の世界には
感嘆させられる! 子供であったことを忘れない大人でいたいものだ!!

 

 

45回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


第45回 5/11 の コンセール・ア・ラ・メゾンのタイトルは『ローズ・ダムール』だった。
  このところ集中して取り上げてきたメサジェの35本有るオペレッタの内のひとつ
「ムシュー・ボーケール」の仕上げが中心だった。 
フランス国王の従兄が身分を隠しイギリスのフランス大使館つき床屋になり
  社交界の花ローズ・マリーに恋をする。
オペレッタの題材はいつでも荒唐無稽なものだが この作品もそれ故の夢に満ち溢れたものだった。
後半に歌われたものはすべてバラまたは花に関する作品だった。 
フォーレの「イスパアンのバラ」「バラ」グノー「花の歌」
シャンソン「バラ色の人生」「バラを捜そう」「バラは憧れ」
全てが バラを「愛の象徴」として表現した心温まるものだった。 
またその内再演をしたいと思っている。

 

 

44回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


「第44回のプログラムは シャンソンの名作ばかり 
レオ・フレの「ミラボー橋」(何の変哲もない橋が アポリネールの詩により
 世界一有名なパリの橋になってしまった!) 
フランス6人組の1人 オーリックの「ムーラン・ルージュ」
アズナブールが歌っている「ラ・ボエーム」(良く通って居たモンマルトルが懐かしく 胸キュン!!)
ベコーのエンディング・ソング「バラは憧れ」 そして ピアフの「愛の讃歌」
CM
にも何種類か流されている「ファシネーション」(魅惑のワルツ) 
みんな 素晴らしいシャンソンだった。
そして 後半は 最近時々登場するメサジェのオペレッタ「ムシュー・ボケール」
三橋作の日本語ナレーションが入り お話が良く分かって頂けたようだ。かなり好評!!
 

 

 

43回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


「あらめぞん 43」は ヴァレンタイン特集だった
ドビュッシー「ペレアスとメリザンド」は立場によって色々な感想があった。
まず ペレアス/村田 「1970年からずっと勉強して来た作品を
ホームコンサートで歌えるなんて ものすごく幸せだ!!!」
メリザンド/三橋 「あの〜こんなんでいいのかな? 何か オモシロイ曲!!
でも 少し分かってきたかな?!」
ピアノ/伊坪 「テーマが理解出来れば 音楽がもっと安定するんするんですよね」
多くのお客さま 「なんだか耳なれないですね CDを買ってまで聞かないかな
  アリアって ありましたっけ??」
この感想は 全て正しい!!! 傑作を理解するということは 時間がかかるんだよ!

 

 

42回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


フォーレが実践した複雑で豊かな和声進行による音楽の後に、何が残っていただろうか? 
ドビュッシーは、自らの個性を知った上で、グレゴリオ聖歌、中世の吟遊詩人
中近東の音楽、ガムラン音楽、そしてパリ万国博で体験した。
日本の音楽を研究し、自らの音楽語法を手に入れていた。
それは、フランスにおいて花開いた印象派の画家たちが
日本の浮世絵を手本にした事と、全く同じ次元の話である。
私の持論は、ドビュッシーを演奏するに当たって、
フランス人の次にふさわしいのは、日本人であるということです。
今回は、歌曲を12曲(その中には、太鼓を表現するため、消しゴムを
ピアノの弦の間に挟むという遊びもあった)
それにレシタティーヴォとアリアの間に位置する「朗唱」と呼ばれる、
ドビュッシー独自の表現によるオペラ「ペレアスとメリザンド」のハイライトも演奏された。
一般にドビュッシーの表現力は「水」において大変な力を発揮するのだが
このオペラも、海のシーンと泉のシーンのオーケストラは
すばらしいものだった。 もっとドビュッシーが日本に広まればいいのになあ!

 

 

41回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


41回目は 「クリスマス特集」だった。
前半はクリスマスにちなんだ歌曲、シャンソン それに賛美歌。
後半は メサジェのオペレッタ「ムシュー・ボケール」(バラは恋の花)のハイライトだった。
フランスのオペレッタは「天国と地獄」だけが浅草オペラ以来ずっと親しまれて来た。
しかし この作曲家オッフェンバック1人だけで 35ものオペレッタがある。
また ドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」の初演をした
指揮者として音楽史に名前を残すメサジェの専門は フランス・オペレタの作曲であった。
かれも 35本の作品を残しているのだ!! なんと2人で70本!! 
本当に宝の山に違いない! お話はどれも荒唐無稽で 大笑いしてしまう。
「ムシュー・ボケール」とは フランス国王の従兄オルレアン公爵のもう1つの名前である。
その彼が パリの社交界に飽きてしまい イギリスのロンドンにエスケープ!
そこで 事も有ろうに床屋を開き 市民生活をエンジョイしている。
しかし 人目惚れしたマリーさんが 上流階級であったため 大変な格差の恋に発展!! 
最後はパッピーエンド!! またいつか歌ってみよう!

 

 

40回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


プログラムは「プーランクの歌曲」「有名作曲家の代表曲」「懐かしいシャンソン」だった。
さて 私達のホームコンサート「コンセール・ア・ラ・メゾン」(自家製手作りコンサート)も
何と満4年を過ごして来たことになる。 40回という事は、年に10回と言う訳だ。
最近の進行状況は以下の通り。13時過ぎにお客さまが集まりはじめる。
まず 駆けつけ一杯でワインをお飲み頂く。オードブルは三橋洋子の担当。
14時過ぎに予定のメンバーが集まり次第 御紹介を兼ねて出欠を取る。
そして コンサート。 最近はプログラムが長く重いので 途中でひと休み。
当然ワイン!。16時前にコンサートが終了。
今度はお客さまが演奏を披露するようになった2次会で、
演奏を終えた私達はいち聴衆となり、音楽を楽しみながらワインにありつける。
フルートソロ アンサンブル ギターの弾き語り と かなりすごい!!!
17時頃には 各々が自分のグラスを綺麗にし 軽食に参加する権利を得る。
みんなで2階に移動し 村田の賄い料理を 賑やかに食す!! 平均15名!!
21時頃 犬の散歩の時間をきっかけにおひらきの宣言!
こんなことを 実現してくださる我が歌い手とピアニストさん 心から感謝!
長い間応援して下さる お客さまに 心から感謝!!
ピアニストのJさんが「100回目もすぐですね いや〜 私ってその頃 何歳??」
とあわてておりました。これからも末永くどうぞよろしくお願いいたします!!

 

 

39回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


プログラムはプレヴェール詩/コスマ曲 のシャンソン と ワイルのソングだった。
最近このようなシリーズで最初に登場するのが 「悪しき日々の仲間達よ!」である。
その昔 ブルトンと言う名の男が 超現実主義
(いわゆるシュール です しかも 正しくは スュール・レアリスム ですよ)を唱えていた。
プレヴェールも若き頃 お祭り騒ぎでその芸術運動に参加していたのだが、
ある時何だか空しくなり 決別を決心した。その時の詩がこれなのだ。
これを歌っている時 私自身も 自分が育って来た堅苦しいクラシック音楽
(と言いつつ 大好きな世界ですが…)から脱却し
自分の人生を歌うシャンソンの歌い手になって行くのである…。


 

38回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


フランスにおける有名作曲家の、これまた有名な曲を選んでみた。
前半はクラシック。「愛の喜び」「ハバネラ」「旅へのいざない」「君が欲しい」ETC
さらに後半はお馴染みのシャンソン 
「パリの空の下」「私の心はヴァイオリン」「ラ・メール」「バラ色の人生」ETC
ここで再確認したのは、どの曲も大変にメロディックで耳に心地よい、という事だった。
そして クラシックにおいて有名になった曲が かならずしも作曲家本人の希望通りではなく
かえって「キライ」な曲であったという皮肉な結果だ。
私達後世の者は そんなこと無関係!!
美しい音楽であれば、たとえそれが単にお金の為に作曲されていても問題なし!
人生は難しいですね!
シャンソンは、どの曲も心が優しくなるチャーミングな曲だった。
自分の子供の頃の思い出や、味わい深い人生、そして愛!!
最終的には 人間万歳! と言うことだろうね!


 

37回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


いわゆる クラシックっぽくないフランス歌曲の代表的作曲家が
レナルド・アーンとフランシス・プーランクだろう。
しかも ふたりとも 自分の歌曲の伴奏が大好きである。
アーンは弾き語りの録音を数多く残している。
(ピアノはともかくとして 歌は音大に入れない実力の持ち主である)
共通して言えることは 肩に力が入っていないこと。
脱力の極致でしか歌えないし、歌ってはいけないのだ。
アーンは ドビュッシーやフォーレが、情熱を込めて作曲しているヴェルレーヌの名作を
たった2、3の和音の連続で歌い手に語らせてしまう。
もう 手抜きとしか言いようがない。
さらに ドビュッシーやフォーレよりお客さまに評判がイイのだ!!!
一方 プーランクの歌曲はその多様性において フランスで一番!
ユーモア シリアス 宗教的 古典的 世俗的 と 何でもそろっている。
その中で 世俗的なものは 「モーリス・シュヴァリエ風に」などと指示されている。
シュヴァリエはオードリー・ヘップバーン/ゲーリー・クーパー「昼下りの情事」で
オードリーの父親を演じている 役者兼シャンソン歌手である。
プーランクは10代の頃ラジオ放送でシュヴァリエを聴き 大ファンになってしまったのだ。
この2人の対比も また取り上げようと思う。


 

36回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


「プレヴェール詩/コスマ曲によるシャンソン」VS「ワイルのソング」のプログラムは
かなり恒例になりつつある。 このふたつのジャンルは 
「フランスの庶民的エスプリ」VS 「ドイツのロマン的現実主義」
(こんな言葉は存在しないかな?)であるともいえる。
プレヴェールが表現しているのは 自分が昔子供であったことを忘れない大人 
シニカルな目による現実批判 戦争の馬鹿馬鹿しさ。
そして ワイルが選んだ詩は 演劇の劇中劇で歌われる 
笑ってしまうような現実への執着と反発だ。 
しかも プレヴェール/コスマ のシャンソンが 
ブレヒト/ワイル のソングをお手本にしているのだから 大変に興味深い。
きっと 私達の重要な切り札になるだろう。
 


 

35回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


第35回は 初心に戻って アーン、フォーレ、デュパルクのフランス近代歌曲
それに 同時代の指揮者兼オペレッタ作曲家メサジェのオペレッタ
「クー・ド・ルリ」ハイライトだった
丁度手許にアーンが弾き語りをした録音があったので お客さまにお聞かせしたが
あまりの「旦那芸」にみなさん 唖然!!! 
しかし言葉の扱いと表現方法はなかなか本格的なものだった
(音楽学校には入れませんが…)
そこで ハッキリしたのは 歌が複雑になると伴奏がただの和音になり
歌のフレーズが終りや否や ピアノパートの動きが激しくなり〜〜 
という傾向のもとに作曲されていることだ はっきり言って これは分かりやすい!
弾き語りを趣味とする珍しい作曲家だった
そしてフォーレの中期の「ヴェニスの歌」は ピアニスト泣かせの異名同音の洪水!
さらにデュパルクの歌曲には ワーグナー並みの重厚さがあり
ピアニストの指がちぎれてしまうほどの 情念が溢れ出すような音の波が要求される
ひとくちにフランス近代歌曲 と言っても多様な作風が見られて面白い


 

34回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


第34回のコンセール・ア・ラ・メゾンも 
第1回のコンセール・ロマンティック・エ・コミックも無事終了したことを一区切りとし、
これからしばらくは初心に帰り「近代フランス歌曲」
「フランスオペレッタ」を中心に演奏していく予定だ。


 

33回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


昨年を締めくくったのは 「クリスマス特集」だった。
南フランスはプロヴァンス地方に伝わる13種類のデザートとシャンパーニュで
始まったパーティーは ほのぼのとして楽しいものだった。
コンサートのクリスマスにちなんだ音楽は 日本語で聞きなれた賛美歌を
フランス語で歌うと また味わいが異なり興味深かった。
後半のフランス・オペレッタはオッフェンバックと人気を二分するメッサジェの作品を取り上げた.
お話をしながら歌われると本当にチャーミングで面白いオペレッタだ!


 

32回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


32回目も「愛のかたち」だった  何度やっても興味が尽きない
アプローチの仕方だ 聴いて下さる方も きっと分かりやすいのだと思う
後半の「嗚呼 奇想天外 倦怠期」で 私 村田は 22年ぶりにスカートを掃き
4万49人も子供を生んでしまった アポリネールって やっぱり奇才か?!


 

31回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


31回目は 「愛のかたち シリーズ その1」だった
今回の切り口はかなり斬新で しかも分かりやすかった!
  歌曲を恋愛のグレードにより分類するのだ
ひとめぼれ/3ヵ月までの愛/失恋/死別/復活/急激な愛/
1年ものの愛/道ならぬ愛/10年ものの愛
次回の「愛のかたち その2」も期待できそうだ。


 

30回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


30回を記念する「夏祭り」はニホン語とドイツ語の氾濫だった!!
要するに 言葉が飛び交う歌は とても面白い
ブレヒトと寺山修司の比較なんて そう簡単にできるモノじゃない
しかし 当アトリエでは非常に簡単なことなのだ
日常のレパートリーであるからネ


 

29回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


29回目は「パリ祭」だった。 
毎年7月14日は フランスのどんな小さな村でも万国旗を飾り
こじんまりとした舞台の上に即席の楽団が乗り 
みんなで踊り 屋台で飲んだくれ…
それなのになんで「パリ祭」なんだ??!!
これを知ったフランス人は みんな怒るに違いない。
これは フランス市民革命の記念日なのに!!
さて プログラムは 庶民の心を歌うシャンソン。
それに ロマンテシックオペラ「テレフォン」。 
このオペラは 予期せぬ所で お客さまが笑い 
それが役者にとっては心地よい。 またどこかで上演しよう!!


 

28回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


28回目の「フランス歌曲」は フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、プーランク
の4人の作曲家の歌曲を演奏した。 
フォーレが1人でロマンス(民謡と歌曲の間にある有節歌曲)から 
フランス近代歌曲までの歴史を作ってしまったのだ。 
それゆえフォーレ以降のあらゆる作曲家は 他の路を捜す必要があった。
ドビュッシーは異国情緒を ラヴェルは書方の緻密さを 
プーランクは宗教的なものからシャンソンにいたる巾の広さを それぞれ追求して行った。
この4人だけの対比で 大変に楽しいプログラムが出来る。 あと10回は実行しよう!!


 

27回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


今回のプーランクは 大成功だった。
17世紀の無名詩人の大らかな詩につけられた
プーランクの含みのある音楽は 本当に面白い!
さらに 正反対の「人の声」では 
才人コクトーとのシリアスなコラボレーションが見られた。
この作曲家の表現力は 無尽蔵だ!


 

26回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


「復活祭 特集」は2回目だが 実に面白いプログラムが実現出来る。
きっと フランス人の感性と自然観察の成果だと思われる。
詩は特にアポリネールとルナールが出色の出来だ。


 

25回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


25回目のコンサートは ピンクのハートが空中を漂うがごとく!
中世のシャンソンからメノッティのオペラまで これでもか〜〜! のヴァレンタイン特集だった。
オペラ「テレフォン」でこんなに笑っていただけるとは!!
笑いと拍手があれば、歌い手 何とか生きていけるのですよ。


 

24回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


今年最初の コンセール・ア・ラ・メゾンは「プーランク その3」だった。
ピアノソロが「ナゼルの夜会」「ノヴェレッテ」 
歌曲が ピース7曲と歌曲集「村人達の唄」 
オペラは「ティレジアスの乳房」のアリア 
と大変に盛り沢山だった。
毎回プーランクを演奏しながら思うのだが、生っ粋のパリッ子であるところから来る、
「粋」と「気っぷの良さ」が大変に面白い!!
それに各作品が完璧に「等身大」であることは、見事なものだ!


 

23回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


さて 賑やかに2005年の最後のコンサートも終了した。
今年の収穫は 2人のピアニストと専属のソプラノが 
フランス音楽の表現に慣れ親しんできた事。
それに 村田本人も 今まで以上に 歌う楽しさを再発見した事。
さらに 飛び入り演奏大歓迎の2次会が大変に豊かになった事。
そして 一番は お客さまが 毎回楽しんで下さる事。
2006年もさらに本格的プログラムで いくぞ〜〜〜!


 

22回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


プーランク特集の2回目も 大変に楽しいコンサートになった。
シャンソン歌手モーリス・シュヴァリエのファンだったプーランクが、
シュヴァリエ風に歌う事 という指示を出した唄は もう全くシャンソンなのだ!!! 
もうひとつのジャンルは 絶世の美女 ルイーズ・ヴィルモランの詩に作曲した 
ちょっと大人っぽい愛の世界。 さらに フルートソナタとくれば プーランクを満喫!!!


 

21回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


今回の「プーランク」で 彼のの豊富な音楽的発想が再確認された。
シャンソンから宗教的作品まで 実に味わい深い音楽だ。 
聴衆はつい微笑んでしまう!! 
「オーボエソナタ」と世俗カンタータ「仮面舞踏会」が
同じ作曲家による作品だと誰が信じるだろうか??!!


 

20回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


プレヴェール詩 コスマ曲のシャンソン・リテレール(文学的シャンソン)
と ブレヒト詩 ワイル曲のソング この2つのジャンルの対比は 
大変に面白かった!! フランスの感性とドイツの感性 
また 2つの国においての「粋」の純度の高さに 感動してしまう!!
シャンソンは18曲録音されたのでその内 皆さんにお聞きいただけるはずだ。
乞う御期待!


 

 

19回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


19回は「パリ祭」はとてもパリ的な出し物だった。 
プレヴェール/コスマの「文学的シャンソン」は
1曲が1本の映画になるほどの豊かなイメージに溢れている。
メサジェのオペレッタは パリ人の粋そのものだ! 
やっぱり フランス人って 羨ましいところがある!


 

 

 

18回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


ドイツ語のソングとフランス語のシャンソンの対比が大変に面白く 大好評だった。
さらに シャンソンぽいソングとソングっぽいシャンソンがあったりして!
あの時代って 興味深い!!


 

 

17回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


フォーレの音楽 2
前回に続き、17歳から60歳までのフォーレの歌曲が15曲解説付きで演奏された。
こんなに素直に自らの年齢と心の状態を作品に残した作曲家は居ないのではないだろうか?
ユゴーの詩による作品1は、とても微笑ましい。
フィアンセに突然逃げられてしまった後の「夢のあとに」は、本当に痛々しい。
人生は、どの国の誰にとっても大変な事なのだ!


 

 

16回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


フォーレの歌曲は  聴衆にとっては耳に心地よく 
ピアニストにとっては 難物のようだ!! 
フォーレは「和声のプロ」である事を ピアノのパートに完璧に反映している。
そして 歌い手はそのピアノに見守られながら 
簡潔で美しい旋律を楽器のごとく歌い切る事を要求されている。
ピアノだけじゃなく、歌だって大変なんですよ、本当に! 

 

 


 

15回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


ホームコンサートがもう15回も続いてしまった!!
  やっぱりシャンソンは面白い!
フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルなどが学校の単位を取るための教材だとすると
  プーランクは自由研究 さらにシャンソンは自分の送って来た人生を映す鏡なのだ!
30年も前から歌い続けている 日本語のオリジナルが好評だった 
今度CDにしようかな??!!

 

 


 

 

14回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


14回目はクリスマス特集だった。 
サティーの「ジュ トゥ ヴ」の女声版と男性版にピアノソロ版を足して
さらに フルートが参加という とても楽しい拡大バージョンで始まった。
今回はリクエストも多く 「バルバラ」「ラ・ボエーム」「僕のサンタクロース」
「恋の路」のどれもが大変に喜ばれた。
クリスマスにちなんだ最後のコーナーは 心温まる 良い雰囲気だった。
もう 来年のプログラムのアイデアが頭に浮んでしまった。 

 

 


 

 

13回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


13回目にして 最もクラシックなプログラムだった。 
M
大学仏文科の学生の為の「フラン歌曲とは」という特別講座の縮小版だったのだ。
ヴェルレーヌの同一詩にフォーレ、ドビュッシー、アーンの3人が作曲した
「マンドリン」 「ひそやかに」 を歌いくらべ お客さんに人気投票をして頂いた。
聴く方も真剣だ! 最後はプーランクの粋な歌。
「パリへの旅」を誰が歌曲と思うだろう?! これはもうシャンソン!

 

 


 

 

12回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


ドイツのクルト・ワイルとフランスのジョゼフ・コスマ 
一見何も関係の無いように見える2人の作曲家の間には 
やはり 素晴らしい同一性と異文化が混じり合っていた
 ドイツとフランスは 歴史的に見ると 悲劇的な関係だが
芸術的には かなり 相互理解が 存在するのだ

 

 


 

 

11回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


あらめぞん は 夏祭り!
タイトルの通り ミヨーの強烈な「スカラムーシュ」で始まった!
サンバやルンバが入り交じった テンションの高い楽章の間に
鼻ちょうちんの昼寝がはさまっている…
昔 青年座研究所という役者の学校で 15年ほど「三文オペラ」
を教材に歌を教えていた いつか自分で オリジナルのドイツ語で
歌ってみたいと思っていたのだが ついに その夢が叶った!!
やっぱり 傑作中の傑作だ!

 

 


 

 

10回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


1
周年 10回記念はかなり充実したプログラムだった。
だが、1度演奏した曲を自前でリクエストしたため、 かなり演奏に余裕が持てた。
2
人の歌い手と3人のピアニストで始めたホームコンサートが、
1年で10回続いた事は、毎回楽しく準備をし、演奏したからだろう。
気持ちを新たに、さあ2年目だ!

 


 

 

9回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


ベルリオーズの激しい恋、失恋、妄想、新しい愛。
それら全てが反映された 「レリオ」 がメインプログラムだった。
ほんの一部を取り上げただけでも、かれの内面が計り知れないほど
複雑であるのがわかった。
後半のシャンソンは、また違った意味で 「人生とは?
をテーマに繰り広げられた。

 


 

8回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


何とも楽しいコンサートだった!!
「生き物」をテーマに これだけ豊かな発想と表現力を持つフランス人を うらやましく思った。
「生き物」に言及しているはずがいつの間にか 我々人間にイメージが重なり
最後には しみじみ自分のことを考えてしまうのだ。


 

 

7回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


フランスの感性にあふれた「ババール」と 
日本の感性にあふれた「雪渡り」を
ならべて演奏出来たことが ここが日本であることを考えに入れて
大変に有意義だった。
私の持論は 「フランスの作品を演奏するとき 
フランス人の次にピッタリなのが日本人」なのだ
そのうち その逆も企画してみようと思う
 案外共感を呼んだりして…


 

 

6回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


戦後 フランスから日本に 映画と共にフランス語の唄がもたらされた。
それらが元になって 日本における「シャンソン」が定着した。
そのシャンソンはフランスにおいてはすでに「ナツメロ」なんだね!!
フランスからやってきた「前方後円墳」の若い研究家は
2曲だけ知っていた。
共演のソプラノのパパは全曲知っていた。
人生がそのまま現れてしまう唄=シャンソンを 
ヨボヨボになっても歌うぞ!
 そういえば 最近「シャンソンのCD」を作れと 励まされる。
どうしょうかな!!??


 

 

5回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


歌い手2人 ピアニスト3人のレギュラーにフルートも参加し、
クリスマスらしいニギヤかなコンサートになった。
しかも ピアニストがヴァイオリン 歌い手がリコーダーと、
思いがけぬ特技も見せ これからのカラフルなプログラムを予感させてくれた。
プロヴァンスのクリスマスを飾る13種類のデザートが、キラキラ テーブルの上に輝き
プロヴァンスへの郷愁を誘われた!

 


 

 

4回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


自分が子供であったことを忘れない詩人 ジャック・プレヴェールの世界は
広く深かった  映画のシナリオ作家 童話作者 詩人 どれをとっても
本当に素晴らしい!!! 「月のオペラ」はカツラや帽子をかぶった
ピアニスト3人も役者として登場 主人公のミシェル三橋は 
髪を男の子風にカットするほどだった! 再演したいな!!

 


 

 

第3回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


何と言っても 演奏者の間で一番ウケたのは「キラキラ星」だった!
フランス語のロマンス「ああ! わたし ママに言うわ!」を主題に
モーツアルトが作曲した変奏曲が演奏される間 
5番までの歌詞全ての日本語訳を語り しかもフランス語で歌ったのである! 
お客はなぜか あっけにとられていた!
でも どこで「キラキラ星」になっちゃったんだろう? 

 


 

 

2回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 

 


 まず、2回目からは、オードブル・ワインパーティーで
始めることにした。これは、我が家のモットーである。
「食わざるもの働くべからず」の実践だ。
和気あいあいとしてきたところに、
毎回賑やかなオペレッタのデュエットで始める。
ワインにピッタリである。

 


 

 

第1回コンセール・ア・ラ・メゾンの感想

 

 


 クラシック作曲家がシャンソンを作曲するという事は、
 美味しいパンとチーズ、それにワインを抱えて、ピクニックに行くようなものではないか?
 不真面目では決して無いが、学校で教えてくれるわけでもない。
 ダリュスミョーの「劇場の6つのシャンソン」が気に入った方、かなりの通ですね!